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Channel: 右脳ドローイングで絵が感動的にうまくなる@みなこ
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あなたの脳は騙されていませんか? その2

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

前回の屋島ドライブウェイにある有名な「おばけ坂」がとても好評でしたので、

~あなたの脳は騙されていませんか? その2~をご紹介いたします。

※おばけ坂については、前回の記事をご覧くださいませ


教材の中でも詳しく書いていますが、

久しぶりに、「トリックアート」について書いてみようと思います


「トリックアート」とは、目の錯覚を利用して描かれている作品の事です。


脳の仕組みを知ることにも繋がりますので、

ちょっと視点を変えて「トリックアート」をご覧になってみてください。


脳の錯視の仕組みを理解して頂くことで、

効率よくデッサンを学んで頂くことが出来ます



  騙されないで見えますか?
 http://dessin-art.com/data/merumaga/001.gif

 これは横線は全て直線、水平な線なんです。

  同じ色に見えますか?
 http://dessin-art.com/data/merumaga/002.jpg


 この絵の【a】【b】はどちらも同じ色です。

・・・・どう見ても違う色にしか見えませんね


見ると「へー」「なるほどー」と思うようなものがいろいろ有りますが、

デッサンを描く際に、モチーフを見るとき、この感覚を取り入れてみて頂きたいのです。

モチーフを見る際に脳が騙されないように、

オカシイな・・・?と思ったら、

水平、垂直を測ってみるなど、
必ず確認して見ましょう


もう1つは、見え方の対比を考えることです。

色の方が分かりやすいと思いますが、隣に来る色によって、見え方が変わります。

同じように、デッサンで色を付ける際にも、一部分だけで判断するのではなく、

全体の中での色を見るようにしましょう


右脳を鍛えると、“見え方”が変わる

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“りんご”が描けない理由

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です



私たちは特別な能力が無くても、

「りんごふじ」と、

「木のりんご
黄金のりんご」と、

「粘土のりんご
りんご」の 違いは、

見分けることが出来ると思います。


それなのに、

なぜ描き分けることは難しいのでしょうか



私たちは普段どのようにモノを見ているでしょう?

実は私たちは脳でモノを見ています


一見「目」で見ているように思うかも知れませんが、

「目」は光を感じる感覚器でしかありません。


「目」から入ってくる情報は、

それが何であるかを脳が一瞬のうちに確認し


そのモノが何であるかを理解するのです


ですが、ここで行われる「確認作業」は、

あらかじめ頭に入っている、

簡単な記憶を照らし合わせる程度でしかありません



「そのモノが何であるか」を知るための最低限の、大雑把なものなのです。


ですので、日常生活をする上で必要とされていないような、

細かい部分までは認識されないのです。


まずはじめに、「りんごふじ」だ。

と認識され、その後「木で出来た・・・」とか「粘土で出来た・・・」という風に、

もう一歩詳しく知りたいと思った時点で、細かい見かたが加えられて行きます


よって、教材でもご紹介していますが、

毎日目にしている筈のものが、いざ描こうと思っても描けない・・

というのは、「りんごふじ」だ。・・・・と分かった時点で、


脳が「確認作業」を終わりにしてしまっている状態なのです


ですので、いざ描こうとすると、

細かい部分まで確認されておらず、

「描けない・・」 という事になるのです。


では、

これが「描けるようになる」には、
どうしたら良いのでしょうか



「描き方の技術を学ぶ」のも大切なのですが、

それと同時に(むしろその前に)、


「良く見ること」がとっても大切です


絵を描くためには、

普段日常で無意識に使われている大雑把な認識の枠を超えて、


もっと細かい部分まで「確認作業」を掘り下げて見てみてください


この「見かたのコツ」を掴めば、

何を見る時にも、「良く見える」ようになるはずですよ




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描かないことで見せ場をつくる

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です


「見せ場をつくるとは、

画面の中で一番見せたいと思う部分が

ストレートに伝わるように描くという事ですが、

いきなり出来る方はそうそういません。


描写力がついてくると、

「とにかく隅から隅まで全部描いてしまう

・・・という時期を一度は経験すると思います。


すると、せっかく時間をかけて全部を描いたのにも関わらず、

全部が主張しすぎて、

結果的に見せたいものが見えてこない、


窮屈で見難い絵になってしまいます



・・・ではどうしたら良いのかと言うと、

「描き過ぎた部分をおさえる」 と言う作業をします。


この「描くこと」と「抑えること」の足し算と引き算の駆け引きを、

画面の中で繰り返すと、だんだんと始めの段階で、

描くべき所と、描かずにバランスを見ながら進めるべき所とで、

見極めができるようになって来ます。


すると力のかけ具合を調節出来るので、効率良く描く事が

身について来るようになります。


とは言え・・・

楽をして「描かないこと」を先に学ぼうとすると、

消極的な弱い絵になってしまいます



ですので、

まずは 「描き過ぎる」 という経験を積んでください


何からやったら良いか分からないと言う方は、

まずはとにかく描写力を付けましょう。


分かってしまえば簡単な事なのですが、

まずは、この 隅から隅まで「描き切る」 ということがどういう事なのかを経験することも、

見せ場について学ぶ上で、大切な工程だったりします。


力の抜きどころを覚えると、少し楽に描けるようになると思います♪

参考にしてみてくださいね




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アイディアは「無」からは生まれない!

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です



「イメージ画が描けるようになりたいのですが、

どういうトレーニングをすれば良いですか



こんな質問を時々頂きます。


まず、イメージ画とはどんなものか、を考えてみると、

抽象的なものでない限り、最低限の知識(情報)が必要になって来ます。


そして、

その情報とイメージを融合させることで、

新たなアイディアが生まれてくるのです



ですので、アイディアというのは「無」から生まれるのではなく、


様々な情報を持ち、

これを、パズルのように他のものと組み合わせて


イメージする(想像する)ことで生まれて来ます



より沢山の情報を持つことで、

それだけ沢山のアイディアが
生まれてくる可能性も

高くなると言えると思います



ですので、情報を沢山持つ為の第一歩として、

いろいろなものを描いてみてください。

トレーニングを繰り返す意味はここにあります。


身の回りのものや、外出先で目についたもの、

とにかく沢山の情報をインプットしてください。


「こんな側面もあったのか

「こっちから見るとこうなっているのか


という風に、

1つのものをいろいろな角度から「観察」し、


今まで見えなかったもの、

見過ごしてきたもの、、、
という風に、


新たな情報を、

常に見つけ出す感覚を身につけてください



そして、次に必要なのは、

あるものとあるものの、


「新たな関連性」を見つけることです


部分部分の組み合わせを変えることで、

無限に創造出来ると思います。


その結果、、、新しい「アイディアが生まれる」のです。


参考にしてみていただければと思います



右脳を鍛えると、“見る力”がUPする

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どこから描いたら良いのか?

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です



描く際にどこから描いたら良いのか

また、どういう順序で描きすすめたら良いのか


と、
悩まれる方は多いかと思います。


ある程度のセオリーを足がかりにしながらも、

最終的には、その方の描きやすい方法を見つけて頂ければと思っていますが、

今回は「描く手順の見つけ方」をお伝えしようと思います。


それは、


「描く前にどういう順番で描きすすめるのかを、

ある程度頭の中で整理してから描き始める


ということです。



例えば、全身像であれば、

はじめに、足から
頭のてっぺんまでのバランスをとってから描き始める。

その際に、地面の位置が決まっているのであれば、

足から描き始める。とか。



首像であれば、

頭部が紙に対してどのくらいの大きさで、
胸のどの位置まで描くのか。

次に顔の中心線を描いて、目、鼻、口の大まかな位置を決める。

髪の毛がどのくらいまであって・・・などという感じです。


人物画は少し複雑ですが、比較的簡単な静物画などは、


大まかなアウトラインを決めたら、

まずここの影を付けて、


それから一番濃い色の○○の部分に色を付けて・・・、

などという具合です。



繰り返しているうちに、

段々と、描きやすい手順、
描きにくい手順が見えてきます


また、描いてみて、

「こっちを先に描いておけば良かったな~


などという場合もあるかと思います。


そういった経験は、必ず次回に活かせるように、大切にとっておいてください

案外、同じ失敗を何度も繰り返していたりします。


そういった意味では、反省というか復習もしっかりとして、

失敗を繰り返さないということも、

効率UPを図るためには大切だと感じます。



これは、私自身が

「あぁ、これは前にもやったなぁ~・・・

と、何度も同じ失敗を繰り返して来て思う事です。


みなさんには少しでも短期間に描く力を身に付けて頂くためにも、

参考にしてみて頂ければと思います

風景画のススメ

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です


外でスケッチをするのに良い季節になりました



今日は風景画について書いてみようと思います。

「風景画を描いてみたい」という方は結構いらっしゃいます。


もちろん楽しく描いて頂くのが一番なのですが、


大まかにパースの理論を学んで置いて頂くと、

描く際にどこを気にしながら描けば良いのか、

観察する時の基準が出来ますので、絵に安定感が生まれます



身近なテーブルサイズの立体物を描く際にもパースは関係してくるのですが、

風景を描く際には対象とするもののスケールがずっと大きくなりますので、

パースを上手く活用することで迫力のある絵に仕上げることが出来ます。


ビルや高い建物を下から見上げてみると、

上に行くに従って幅が狭まって行きます



また、遠くまで続く道を眺めると、

奥に行くに従ってやはり道が狭まって見えます
8.12t1


普段当たり前に見ている風景も、


パースを意識してみるだけで、

「見え方が変わった!」とおっしゃる方が沢山います。



まずは、身の回りの「カッコイイパース」を見つけてみてください。

そして写真を撮ってそれを元にスケッチしてみるのもオススメです


ですが、お時間ある方は、

新緑の空気を吸いながら、

外のベンチに座って10分間スケッチにも挑戦してみてください


はじめは何だか気恥かしいかも知れませんが、

大して誰も見ていません(笑)

慣れて来ると案外楽しいものです

是非お試しください



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自然のリズムを大切に描く

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

今回は、ススキの作品を投稿して頂きましたので、


添削内容から、自然物の描き方について、

少しシェアさせて頂こうと思います。


添削アドバイス掲示板に作品を投稿していただいた、

ペンネーム スーチャンの作品を参考にさせて頂き、

「自然に見えるリズムについてお話ししたいと思います。



この作品は、全体のバランスとして見ると、

ある意味丁寧に描き過ぎていると言いますか、


葉や茎の部分のリズム感が、均等過ぎる感じがして、

やや不自然に感じてしまうのです。



誰でも、無意識のうちに、手の動きの癖が出てきてしまうものなので、

敢えてそこに引っ張られないように、

出来るだけモチーフに近付けるように、観察してみてください



風景の一部として、全体を表現する際と、

一本一本のススキをじっくりと、そっくりそのまま描く場合とで、

表現の方法は少し変わって来ますが、

今回は風景として、ある程度塊で見て行きたいと思います。


樹木を描く際の描き方と似ているのですが、

ごちゃごちゃと、沢山のススキが繁っている状態ですので、

まずは雰囲気を似せることに、重点を置いて行きます


例えば、ススキの茎の部分は、この「間」を似せて頂きたいのです。


重なる部分があったり、少し開いている所があったり、


バラバラな感じが、逆に「自然」に見えるのです



また、茎の一本一本も、しかりと描いていらっしゃいますが、

実物よりも大分太く頑丈な茎に見えます。


これも、

自然な感じに見せるコツとしては、「適当に描く」です



元々の太さもそれぞれ違うでしょうし、途中に葉が出てきて見え隠れしていたり、

隣同士がくっついて見えたり、色がところどころ違うせいで、

チラチラして見えたり・・・いろいろな理由で、均等に見えることの方が少ないはずです。


ですので、線の勢いは残しつつも、もう少し「適当」に描かれてみると、

返って自然に見えたりします。

(「適当」が難しのですが。。)



「自然のリズム」を大切にしてみてください


因みに、茎を描く際の線の方向は、地面から空に向かって、

成長して行く段階をイメージして描いて行くと上手く行きます。


穂の部分も、同じく中心部から外側に向かって描くと、

線に勢いが出せると思います。


自然の美しさを表現するには、私自身も一生勉強だなと思いますが、

私なりの見方や考え方をお伝え出来ればと思い書いてみました。

参考にしてみて頂ければと思います

絵の上達に 脳 を使う

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

今日は久しぶりに「脳」の性質」について書いてみようと思います。


脳には、

「質問すると答える


という性質があるのをご存じでしょうか。


ですから、何か分からないことがあると、

脳はその答えを考え続けます。



例えば、TV番組を見ている時に、

「この人の名前はなんだっけ?」と考えたことはありませんか

その時は、いくら考えても分からなかったことが、

道を歩いている時などに、

ふとその答えが浮かんできたりすることはありませんか



これは、

「脳は答えが出るまで、考えてしまう」

という性質から来ています



私たちが、意識していなくても、

問いかけた事に対して、
常に答えを探し続けているのです。

そして、他の知識が入った時に、探していたものと統合され、


「ふと気付く

という瞬間が訪れて、

答えが降って湧いてくるわけです



人間の脳って、すごいですよね~。


ですので、この法則を絵の上達に最大限有効に使って見ましょう

どうすればいいのかというと・・・簡単です。


 「なぜ、ここに影が出来るのか
 
 「なぜ、楕円が上手く描けないのだろう

 「なぜ、形が取れないのだろう


このように、

 「なぜ、○○○なのだろう?」と、

自分自身の脳に常に問いかけてみてください。



脳が答えを探し始め、あるとき、ふと答えが降って湧いてきます

もちろん、絵の上達以外にも使えることが沢山あると思います。

是非活用してみてくださいね


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【添削アドバイス】花を描く

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

ビジネスデッサンで添削アドバイスを受けられた受講生の方
添削アドバイスの中から、

【花を描く】 のアドバイスを ご紹介いたします。

--------
添削作品
--------

【ペンネーム】
IWAYUU(P.N)

【描く目的】
デッサン力を身に付ける。

【気を付けた事】
明暗で描き分けれる場所は、無理にアウトラインを強調しないようにしました。

【質問】
花びらに気を取られて崩れてしまた気がします。 
30~1時間程度の短時間で仕上げれるモチーフを選んだつもりが、形をとるのでいっぱいいっぱいになりました。 
花びらのように、並んでいるもののバランスが上手く取れません。 また、淡い色のかき分けが難しいです。


 ------------
アドバイス内容
--------
----
作品拝見致しました

花びらの線がとても綺麗で自然な美しさが感じられます。 

確かに花びら1枚1枚に気を取られると形が崩れやすくなりますが、 大きな崩れも無く1時間半の中できちんと描けていると思います

右の花が少し縦長になった印象があるので、 
花の中心をやや上にして、上よりも下の花びらの広がりを大きく取り、 
包み込むような形にすると印象が近づくと思います。 

また、それぞれとても良く描けているのですが、 

3つの花が、同じ強さに見えてしまっています


この場合、3つの花のうち「主役」を決めて少し強弱をつけてみてください。

そうする事によって、

花びら単位ではなく、花のかたまりで見られるようになり、
 
見やすい絵になると思います


例えば中央(a)のあたりはもう少し暗くして、
手前の花びらとコントラスト(明暗の対比)をつけると奥行きが出てくると思います。 

また、【c】の部分なども、手前と奥との境目を見極めながら、 
陰影部分にはまとめて色を付けてしまっても良いと思います。 

色の濃淡だけでなく、

距離やすき間を観る事もポイントです


また、雄しべの花糸・葯(b)は大事なアクセントになるので、
少し鉛筆を立てて描くようなエッジをきかせて描くとメリハリが出ます。 

濃淡の薄いモチーフは描きにくいかも知れませんが、 

人間の目は・・・続く・・・




・・・添削アドバイスの続きは、

ビジネスデッサン&スケッチ術を受講してご覧ください


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あなたの脳は騙されていませんか?

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

今日は、“脳の持つ特徴”について、お話ししてみようと思います。


スケッチやデッサンをする際に、

「形が取れない」
と言う方が多いのですが、

原因の一つとして、脳の錯視(錯覚)が関係している場合があります。

どういう事かと言うと、

「脳は、それ自体の長さや角度をはかったりするのではなく、

周りの環境から、長さや角度を判断している

ということです。


坂道の写真を見て、

「登り坂なのに、下り坂に見える」 
なんてことがあります。

こちらの写真をご覧ください。

屋島ドライブウェイ(香川県高松市)にある有名な「おばけ坂」と呼ばれる坂で、

手前は下り坂、奥は上り坂に見えますが、

実は・・・・

「手前も上り坂」
なんです

写真の左上に「上ってる?下ってる?」と看板があります。

http://dessin-art.com/data/yashima04.jpg

どう見ても、下り坂に見えませんか?


これは何故かと言うと、道自体は登り坂なのに、


周辺の自然風景が、

判断基準を 曖昧 にしてしまっているからなのです



草木の高さの変化や建物だったり、いろいろなケースがあると思いますが、

脳はその物自体をはかることが苦手ですので、


周囲の環境によって、

見え方や感じ方が変わってきてしまうのです



絵を描く時にも、同じことが起きていて、

例えば、口元の印象が似ない・・・と言う場合、

 「口や唇の形だけを見ていませんか?」

 「口角の角度は合っていますか?」


思いも寄らないところが違っていたりするものです。

大きい小さいの違いに関しても同じことが言えるのですが、


絵を描く際には、

「角度」や「長さ」
の錯視が関係していることが多いので、

特に注意してみてください



私も自信が無い場合は、必ず鉛筆を持って長さや角度を測るようにしています。

みなさんも、自信が無い場合には、鉛筆を水平に持って、

脳が騙されていないかを確認してみてくださいね



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前回の屋島ドライブウェイにある有名な「おばけ坂」がとても好評でしたので、

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教材の中でも詳しく書いていますが、

久しぶりに、「トリックアート」について書いてみようと思います


「トリックアート」とは、目の錯覚を利用して描かれている作品の事です。


脳の仕組みを知ることにも繋がりますので、

ちょっと視点を変えて「トリックアート」をご覧になってみてください。


脳の錯視の仕組みを理解して頂くことで、

効率よくデッサンを学んで頂くことが出来ます



  騙されないで見えますか?
 http://dessin-art.com/data/merumaga/001.gif

 これは横線は全て直線、水平な線なんです。

  同じ色に見えますか?
 http://dessin-art.com/data/merumaga/002.jpg


 この絵の【a】【b】はどちらも同じ色です。

・・・・どう見ても違う色にしか見えませんね


見ると「へー」「なるほどー」と思うようなものがいろいろ有りますが、

デッサンを描く際に、モチーフを見るとき、この感覚を取り入れてみて頂きたいのです。

モチーフを見る際に脳が騙されないように、

オカシイな・・・?と思ったら、

水平、垂直を測ってみるなど、
必ず確認して見ましょう


もう1つは、見え方の対比を考えることです。

色の方が分かりやすいと思いますが、隣に来る色によって、見え方が変わります。

同じように、デッサンで色を付ける際にも、一部分だけで判断するのではなく、

全体の中での色を見るようにしましょう


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それなのに、

なぜ描き分けることは難しいのでしょうか



私たちは普段どのようにモノを見ているでしょう?

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ですので、日常生活をする上で必要とされていないような、

細かい部分までは認識されないのです。


まずはじめに、「りんごふじ」だ。

と認識され、その後「木で出来た・・・」とか「粘土で出来た・・・」という風に、

もう一歩詳しく知りたいと思った時点で、細かい見かたが加えられて行きます


よって、教材でもご紹介していますが、

毎日目にしている筈のものが、いざ描こうと思っても描けない・・

というのは、「りんごふじ」だ。・・・・と分かった時点で、


脳が「確認作業」を終わりにしてしまっている状態なのです


ですので、いざ描こうとすると、

細かい部分まで確認されておらず、

「描けない・・」 という事になるのです。


では、

これが「描けるようになる」には、
どうしたら良いのでしょうか



「描き方の技術を学ぶ」のも大切なのですが、

それと同時に(むしろその前に)、


「良く見ること」がとっても大切です


絵を描くためには、

普段日常で無意識に使われている大雑把な認識の枠を超えて、


もっと細かい部分まで「確認作業」を掘り下げて見てみてください


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描かないことで見せ場をつくる

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ストレートに伝わるように描くという事ですが、

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全部が主張しすぎて、

結果的に見せたいものが見えてこない、


窮屈で見難い絵になってしまいます



・・・ではどうしたら良いのかと言うと、

「描き過ぎた部分をおさえる」 と言う作業をします。


この「描くこと」と「抑えること」の足し算と引き算の駆け引きを、

画面の中で繰り返すと、だんだんと始めの段階で、

描くべき所と、描かずにバランスを見ながら進めるべき所とで、

見極めができるようになって来ます。


すると力のかけ具合を調節出来るので、効率良く描く事が

身について来るようになります。


とは言え・・・

楽をして「描かないこと」を先に学ぼうとすると、

消極的な弱い絵になってしまいます



ですので、

まずは 「描き過ぎる」 という経験を積んでください


何からやったら良いか分からないと言う方は、

まずはとにかく描写力を付けましょう。


分かってしまえば簡単な事なのですが、

まずは、この 隅から隅まで「描き切る」 ということがどういう事なのかを経験することも、

見せ場について学ぶ上で、大切な工程だったりします。


力の抜きどころを覚えると、少し楽に描けるようになると思います♪

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どういうトレーニングをすれば良いですか



こんな質問を時々頂きます。


まず、イメージ画とはどんなものか、を考えてみると、

抽象的なものでない限り、最低限の知識(情報)が必要になって来ます。


そして、

その情報とイメージを融合させることで、

新たなアイディアが生まれてくるのです



ですので、アイディアというのは「無」から生まれるのではなく、


様々な情報を持ち、

これを、パズルのように他のものと組み合わせて


イメージする(想像する)ことで生まれて来ます



より沢山の情報を持つことで、

それだけ沢山のアイディアが
生まれてくる可能性も

高くなると言えると思います



ですので、情報を沢山持つ為の第一歩として、

いろいろなものを描いてみてください。

トレーニングを繰り返す意味はここにあります。


身の回りのものや、外出先で目についたもの、

とにかく沢山の情報をインプットしてください。


「こんな側面もあったのか

「こっちから見るとこうなっているのか


という風に、

1つのものをいろいろな角度から「観察」し、


今まで見えなかったもの、

見過ごしてきたもの、、、
という風に、


新たな情報を、

常に見つけ出す感覚を身につけてください



そして、次に必要なのは、

あるものとあるものの、


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部分部分の組み合わせを変えることで、

無限に創造出来ると思います。


その結果、、、新しい「アイディアが生まれる」のです。


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どこから描いたら良いのか?

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こんにちは。
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描く際にどこから描いたら良いのか

また、どういう順序で描きすすめたら良いのか


と、
悩まれる方は多いかと思います。


ある程度のセオリーを足がかりにしながらも、

最終的には、その方の描きやすい方法を見つけて頂ければと思っていますが、

今回は「描く手順の見つけ方」をお伝えしようと思います。


それは、


「描く前にどういう順番で描きすすめるのかを、

ある程度頭の中で整理してから描き始める


ということです。



例えば、全身像であれば、

はじめに、足から
頭のてっぺんまでのバランスをとってから描き始める。

その際に、地面の位置が決まっているのであれば、

足から描き始める。とか。



首像であれば、

頭部が紙に対してどのくらいの大きさで、
胸のどの位置まで描くのか。

次に顔の中心線を描いて、目、鼻、口の大まかな位置を決める。

髪の毛がどのくらいまであって・・・などという感じです。


人物画は少し複雑ですが、比較的簡単な静物画などは、


大まかなアウトラインを決めたら、

まずここの影を付けて、


それから一番濃い色の○○の部分に色を付けて・・・、

などという具合です。



繰り返しているうちに、

段々と、描きやすい手順、
描きにくい手順が見えてきます


また、描いてみて、

「こっちを先に描いておけば良かったな~


などという場合もあるかと思います。


そういった経験は、必ず次回に活かせるように、大切にとっておいてください

案外、同じ失敗を何度も繰り返していたりします。


そういった意味では、反省というか復習もしっかりとして、

失敗を繰り返さないということも、

効率UPを図るためには大切だと感じます。



これは、私自身が

「あぁ、これは前にもやったなぁ~・・・

と、何度も同じ失敗を繰り返して来て思う事です。


みなさんには少しでも短期間に描く力を身に付けて頂くためにも、

参考にしてみて頂ければと思います

風景画のススメ

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こんにちは。
ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です


外でスケッチをするのに良い季節になりました



今日は風景画について書いてみようと思います。

「風景画を描いてみたい」という方は結構いらっしゃいます。


もちろん楽しく描いて頂くのが一番なのですが、


大まかにパースの理論を学んで置いて頂くと、

描く際にどこを気にしながら描けば良いのか、

観察する時の基準が出来ますので、絵に安定感が生まれます



身近なテーブルサイズの立体物を描く際にもパースは関係してくるのですが、

風景を描く際には対象とするもののスケールがずっと大きくなりますので、

パースを上手く活用することで迫力のある絵に仕上げることが出来ます。


ビルや高い建物を下から見上げてみると、

上に行くに従って幅が狭まって行きます



また、遠くまで続く道を眺めると、

奥に行くに従ってやはり道が狭まって見えます
8.12t1


普段当たり前に見ている風景も、


パースを意識してみるだけで、

「見え方が変わった!」とおっしゃる方が沢山います。



まずは、身の回りの「カッコイイパース」を見つけてみてください。

そして写真を撮ってそれを元にスケッチしてみるのもオススメです


ですが、お時間ある方は、

新緑の空気を吸いながら、

外のベンチに座って10分間スケッチにも挑戦してみてください


はじめは何だか気恥かしいかも知れませんが、

大して誰も見ていません(笑)

慣れて来ると案外楽しいものです

是非お試しください



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