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Channel: 右脳ドローイングで絵が感動的にうまくなる@みなこ
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陰影がきれいに描けません

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ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です

タッチに関してのご質問を頂きました。


今日はこちらの回答をシェアさせていただこうと思います


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陰影はわかるのですが、きれいにかけません。

塗るより線で描くほうがいいのでしょうか? ============================================

今回は基礎添削に「手とたまご」の題材で投稿していただいている、


ニックネーム:「いくちゃん」の例をあげながら解説してみようと思います





3~10分程度の短時間での作品ですと、


アウトラインの線を観ることにどうしても注目してしまうのですが、


形を取るのが苦手という方などは、少し視点を変えて、


「中身の形」も観察するようにしてみてください



手の甲の面積大きさの部分(図4のオレンジ色の部分)のように、


中身の面積比にも注目しながら描いていくと、


形がとりやすくなると思います



また、デッサンとしてモチーフの固有色を出していく場合には、


「卵の白色」に対して「手の色」を、かなりしっかりと描き加えていくことになると思います。



その際、色を付けるにあたり鉛筆をどのように動かすべきかを考えるうえで、


「タッチ」を理解していく必要が出てきます



鉛筆を動かす方向を変えるだけで、


凹凸の見え方が変わってくる場合もありますので、


どんな風に見えているのか、


描くときに少し気にしてみていただくと良いと思います



縦・横・斜め・・・と、鉛筆を動かしながら、


まるで彫刻刀で立体を削ったり、


粘土で形を膨らましたりするような感覚になります。



体得するまでは、なかなかぴんと来ないかも知れませんが、


是非覚えておいていただくと、今後役立つ場面があると思います。


参考にしてみてください




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