ビジネスデッサン&スケッチ術の松原美那子です![]()
今回は、ススキの作品を投稿して頂きましたので、
添削内容から、自然物の描き方について、
少しシェアさせて頂こうと思います。
添削アドバイス掲示板に作品を投稿していただいた、
ペンネーム スーチャンの作品を参考にさせて頂き、
「自然に見えるリズム
」についてお話ししたいと思います。
この作品は、全体のバランスとして見ると、
ある意味丁寧に描き過ぎていると言いますか、
葉や茎の部分のリズム感が、均等過ぎる感じがして、
やや不自然に感じてしまうのです。
誰でも、無意識のうちに、手の動きの癖が出てきてしまうものなので、
敢えてそこに引っ張られないように、
出来るだけモチーフに近付けるように、観察してみてください ![]()
風景の一部として、全体を表現する際と、
一本一本のススキをじっくりと、そっくりそのまま描く場合とで、
表現の方法は少し変わって来ますが、
今回は風景として、ある程度塊で見て行きたいと思います。
樹木を描く際の描き方と似ているのですが、
ごちゃごちゃと、沢山のススキが繁っている状態ですので、
まずは雰囲気を似せることに、重点を置いて行きます![]()
例えば、ススキの茎の部分は、この「間」を似せて頂きたいのです。
重なる部分があったり、少し開いている所があったり、
バラバラな感じが、逆に「自然」に見えるのです![]()
また、茎の一本一本も、しかりと描いていらっしゃいますが、
実物よりも大分太く頑丈な茎に見えます。
これも、
自然な感じに見せるコツとしては、「適当に描く」です![]()
元々の太さもそれぞれ違うでしょうし、途中に葉が出てきて見え隠れしていたり、
隣同士がくっついて見えたり、色がところどころ違うせいで、
チラチラして見えたり・・・いろいろな理由で、均等に見えることの方が少ないはずです。
ですので、線の勢いは残しつつも、もう少し「適当」に描かれてみると、
返って自然に見えたりします。
(「適当」が難しのですが。。)
「自然のリズム」を大切にしてみてください![]()
因みに、茎を描く際の線の方向は、地面から空に向かって、
成長して行く段階をイメージして描いて行くと上手く行きます。
穂の部分も、同じく中心部から外側に向かって描くと、
線に勢いが出せると思います。
自然の美しさを表現するには、私自身も一生勉強だなと思いますが、
私なりの見方や考え方をお伝え出来ればと思い書いてみました。
参考にしてみて頂ければと思います![]()

今回は、ススキの作品を投稿して頂きましたので、
添削内容から、自然物の描き方について、
少しシェアさせて頂こうと思います。
添削アドバイス掲示板に作品を投稿していただいた、
ペンネーム スーチャンの作品を参考にさせて頂き、
「自然に見えるリズム

この作品は、全体のバランスとして見ると、
ある意味丁寧に描き過ぎていると言いますか、
葉や茎の部分のリズム感が、均等過ぎる感じがして、
やや不自然に感じてしまうのです。
誰でも、無意識のうちに、
敢えてそこに引っ張られないように、
出来るだけモチーフに近付けるように、観察してみてください

風景の一部として、全体を表現する際と、
一本一本のススキをじっくりと、そっくりそのまま描く場合とで、
表現の方法は少し変わって来ますが、
今回は風景として、ある程度塊で見て行きたいと思います。
樹木を描く際の描き方と似ているのですが、
ごちゃごちゃと、沢山のススキが繁っている状態ですので、
まずは雰囲気を似せることに、重点を置いて行きます

例えば、ススキの茎の部分は、この「間」
重なる部分があったり、少し開いている所があったり、
バラバラな感じが、逆に「自然」に見えるのです

また、茎の一本一本も、しかりと描いていらっしゃいますが、
実物よりも大分太く頑丈な茎に見えます。
これも、
自然な感じに見せるコツとしては、「適当に描く」です

元々の太さもそれぞれ違うでしょうし、
隣同士がくっついて見えたり、色がところどころ違うせいで、
チラチラして見えたり・・・いろいろな理由で、
ですので、線の勢いは残しつつも、もう少し「適当」
返って自然に見えたりします。
(「適当」が難しのですが。。)
「自然のリズム」を大切にしてみてください

因みに、茎を描く際の線の方向は、地面から空に向かって、
成長して行く段階をイメージして描いて行くと上手く行きます。
穂の部分も、同じく中心部から外側に向かって描くと、
線に勢いが出せると思います。
自然の美しさを表現するには、
私なりの見方や考え方をお伝え出来ればと思い書いてみました。
参考にしてみて頂ければと思います
